素描

あわのような思いを記録していくところ

三十路の転職。心が折れる。

30も半ばを迎えて転職を考えている。 でも今の会社には報告してなくて、隠密行動中。 20代なら退職して退路を絶ってからの転職という選択もありだったかもだけど 30半ばにして貧乏貯金なし結婚予定なし恋人なし一人暮らしの私には、現職という保険がないとど…

【読書記録】「帰ってきたヒトラー 上・下」/ティムール ヴェルメシュ/河出文庫

愚直であるということは、時にこんなにもおかしくも切ないものなのかと!! 笑いながら読んでたのに、最後の2行で涙が出てしまった。 自分の信念や国民にまっすぐで愚直で、それが現代では笑いものになってしまうけど、ヒトラーは気にもとめずに我が道をい…

さんかく(美容院でパーマとカット大失敗した話)

久しぶりにパーマしたろ、ついでに前髪もオンザしたろと思い立って美容院へ。初めて行く美容院。WEBに載せてるヘアカタログもハイセンスな美容院。 こんな感じになる予定だった。脳内では。 前髪もがっつり大胆に切ってもらって浮かれてた。 けど、猫っ毛で…

※ネタバレ※【映画鑑賞記録】「シン・ゴジラ」/庵野秀明/東宝

意味もなく有給を取るのが好きです。 というわけで有給が取れたので『シン・ゴジラ』を観てきました。 もぅ、世の男子たちが熱狂している理由がよくわかりました。 百聞は一見に如かず。 好きな監督や役者が関わっている作品ということを抜きにして、観終わ…

【読書記録】「破門」/黒川博行/角川書店

わーー!!! このあとどうなるのかーーー。 爽快感とともに焦りを感じたのはこのシリーズを読んで初めてでした。 だってだって最後が。 ものすごくこの二人らしいかっこいい終わり方ではあるけれど このままじゃ終わるはずないっていう期待も同時に湧き上が…

8月、夏の一日

そろそろお盆休みを控えたこの時期は、毎年だけど社内にも少し弛緩した雰囲気が流れる。会社の業務自体も夏枯れ感あるからかな。 9月が来たら年度末まで怒涛の繁忙期がやってくるということは分かっているのだけれど今はこののんびりとした空気の中でまった…

【読書記録】「飛田で生きる」/徳間文庫/杉坂圭介

大阪に越してきたばかりのころ、好奇心であの界隈をカメラ片手に散歩したことがある。 阪堺電車の恵美須町方面のロケーションとか、まだカラオケ喫茶軍団が進出する前の通天閣の足元とか。 もうレトロでディープでちょっとだけほの暗い香りもして最高の場所…

人生とはどんなもの

相模原市障害者施設殺傷事件 酷い事件が起こってしまった。 犯人がどんな闇を抱えていたのか、誰のせいだと思っているのか、何のせいだと思っているのか、 もしくは正義だと思っているのか。それは誰にもわからないけれど、 ニュースを見て最初に思い出した…

【読書記録】「ボラード病」/吉村萬壱/文藝春秋

初・吉村萬壱。 ボラード= 繋留したり 、 進入を阻止したりする目的で設置される杭。 物語がどう展開するのか全然読めなくて、 でもただ悲しい気配だけは感じていて、なんというか灰色の海を見ているような小説でした。 そして最後の一行に戦慄。すげえ作品…

わたしを離して。

一人暮らしをはじめてたった一週間なのに、先の週末にはもう両親による家庭訪問があり、 金ないやろ、ろくなもの食べてないやろ、と言われながら実家に強制送還されていた。 ほんっとに心配性だし、部屋の中の配置やごみチェックに至るまで、母親がああした…

【読書記録】「くも漫。」/中川学/リイド社

【新年早々】【すすきのの】【風俗店で】くも膜下出血に倒れた作者の体験記、というか生還の記録。 ものすごく深刻な状況であるにもかかわらず、 体もしんどいのに、親や親戚に倒れた場所を悟られまいと必死になる作者の様子に思わず笑ってしまう。 差し迫っ…

【読書記録】「煙か土か食い物」/舞城王太郎/講談社文庫

再読ですが忘れていた部分も多くて、改めてこのドライブ感に酔った…。 あちこちとっ散らかりながらきっちりと収束する構成は素晴らしいし、 普通ならこれ死なせないでしょって人物があっさり退場したりする。 ひたすらに乱暴で暴力的で理知的な小説だなぁと…

【乳がん検診】細胞診クラス3からの針生検、そして決着。

12日の乳がん検診の結果を聞きに行った。 いつも結果は一週間から10日前後に出るから、え、こんなに早く出るの?!と思いつつも会社を早退して病院へ。 ずっとエコー→マンモ→細胞診でグレーゾーンと言われ続けていたのだけれど、今回はついに針生検まで行っ…

【読書記録】「私の消滅」/中村文則/文藝春秋

む・・難しい・・ とか思いながらも読んでしまう中村文則作品。 気合入れて読まないと誰が主人公なのかも分からなくなってしまう。 今回の作品は『去年の冬、きみと別れ』にテイスト似てるかなぁと思った。 中村文則はきっと「徹底的に、圧倒的に、開いてな…

生きろわたし。

恐怖のこの日がやってきた。 乳がん精密検査である。 わたしは右乳になかなか厄介なしこりを抱えていて、毎年会社の健康診断で引っかかり、要精密検査を繰り返している。 本当に微妙なグレーゾーンのしこりだ。ちょっとしたはずみで悪い方にも転ぶ。 今はま…

さよならガール

いきなり二度寝してて「うそだろおい」となった朝だった。 当たり前だけどひとりだ。 寝坊してもひとり。 ついこの間まで、わたしはごりっごりのジャニヲタだった。 会社の人には「コンサートのチケット手に入ったら行くよ~」程度のファンを装っていたけれ…

こんにちは新しい街

私は明日、新しい街で生活をはじめる。 三十路にしてやっと自立。遅すぎた転機。 就職したてのころ、一度父親の転勤でやむにやまれず一人暮らしをしたことがあるのだけれど 1年そこそこで会社を辞めて家族の元へ戻ってしまった。 初めての一人暮らしのときは…

はじめました。

知らない街で一人暮らしを始めた記念に 日記をつけることにしました。 小さな街のかたすみの、すぐに消えてしまうような記録。