※ネタバレ※【映画鑑賞記録】「シン・ゴジラ」/庵野秀明/東宝
意味もなく有給を取るのが好きです。
というわけで有給が取れたので『シン・ゴジラ』を観てきました。
もぅ、世の男子たちが熱狂している理由がよくわかりました。
百聞は一見に如かず。
好きな監督や役者が関わっている作品ということを抜きにして、観終わった瞬間にもう一回観たいしBD出たらプレミアムBOX(ってあるのか分からないけど)絶対買う!って決心したのは『ダークナイト』以来かも。
無人在来線爆弾とか自衛隊出撃とか高まりポイントもたくさんあったし、
会議のための会議とか会議に出席する人を選定するための(アサインとは言わねーぞ)会議とか、やたら大仰なプロジェクト名とか、とりあえず肩書き集めようとか、すっごく日本を「日本」らしく描いていて苦笑する場面もあったけれど、
一方で知恵と根性と職人魂を持ち寄って、自分のためでなく誰かのために熱く闘う日本人の姿も描かれていて、胸が熱くなった。
どうあがいても絶望じゃないですか。
それを飲み込んで闘う日本人ってめちゃめちゃかっこいい。
そして最後の凍結されたまま佇むゴジラの姿・・・。
国家間のパワーバランスとか、なんらかのメタファーとか、そういうものを深く語れる知識はありませんが、
共存していくというのも一つの答えなのかなと思いました。
それが正解かどうかは20年後にわかる、のかな。
現実も、映画も。
傑作でした!!
モブていうの失礼過ぎるほど一瞬出てくる役者陣豪華すぎ・・・